【DQ10とFF14の比較】 ディレクターになりたい人

今回の比べネタはリクエストがあったディレクターなりたい人です。

なかなか難しいテーマですね、これは。

この辺りの話は外に出てくることはないので、今回の内容は個人的な推測になることをご了承ください。

まずはPDの流れから。

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比較 ディレクターになりたい人

FF14は現在、吉田直樹がプロデューサー・ディレクターの両方を務めています。

旧FF14途中から現在にかけてずっとですね。

DQ10はプロデューサーが齊藤陽介、ディレクターが藤澤仁→齋藤力→安西崇と変わっていっています。

MMOは長く運営するゲームなので途中でPDが変更されるのはそれほどおかしい話ではないですが、FF14は数年間ずっと吉Pが務めています。

これをどう見るかということですね。

コメント欄にもありましたが、やりたがる人がいないという話が出ています。

DQ10&FF14 名物プロデューサーによる年忘れ対談 4/5
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25250799

3年前の話なので今は状況が変わっているかもしれませんが、それでも今のところPD交代の話は出ていません。

一方、DQ10はやりたがる人が複数いたという話です。

この違いは何なのか、主にFF14に関することから推測してみます。

・異常なスケジュール

FF14のディレクターになりたがらない大きな理由は、FF14の異常なスケジュールが原因の1つな気がします。

普通に考えてもアップデートのスピードがおかしいんです。

毎パッチごとにレイドクラスの大きな戦闘を実装して、UIの改修、装備を多数追加、曲や効果音の追加、コンテンツも徐々に追加していますし、もちろんストーリーも追加しています。

これを3~4か月で安定して実装して、しかもFF14は世界展開しているので同時に複数言語でリリースしています。

言語を翻訳する期間やデバッグを行う期間を考えると、さらに早めに開発する必要があります。

3.3パッチノート 公開!
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/fda0ba14149c5f4aa498485efe9ef3d98d929cef

3.4 パッチノート 公開!
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/b2ae6bf59ac6553e554c55b6f2a91b493fef0e19

パッチノートを見ればその物量が分かると思います。

しかもその合間をぬってPLLといった公式放送をしたり、リアルFATEとして地方でイベントを開いたり、ファンフェスティバルといった大きなイベントを開いたりしています。

この前だってコンサートを開催したところですし。(しかも吉PはMCをしています)

これだけのことをディレクションできる人はそういないはずです。

この仕事量を見ているからこそ、なかなかなりたがる人がいないんじゃないかなあというのが個人的な感想です。

・PD兼任の利点

そもそもPD兼任ということ自体が異常なんですよね。

旧FF14を乗り切るためには仕方ないことだったのですが。(詳しくは「吉田の日々赤裸々。」にて)

ただ利点もあるわけで、PDを兼任しているからこそ決断のスピードが非常に早くなります。

もしディレクターだけを交代してしまうのなら、FF14の開発スピードが落ちるかもしれないということがあるので、なかなか交代できないのではないかと思います。

・交代の必要性がない

後は、そもそも交代する必要が今のところないんじゃないかというのもあります。

FF14も好調が続いていますし、ディレクターを交代するリスクをわざわざ負う必要がない気がします。

ただ、やっぱりMMOの開発は過酷なので、いずれは交代する時が来るとは思いますが、今はまだその時じゃないという感じですね。

一方、DQ10はディレクターになりたいという人が複数いるということを考えてみます。

DQ10の開発が楽だということでは絶対にないと思います。

同じく過酷だとは思いますが、それでもディレクターになりたいというのは、ゲーム開発者なら一度はドラクエの開発を担当してみたいという想いがあるからだと思います。

ドラクエももう30周年なので(FFも30周年ですが)、ドラクエに憧れてスクエニに入ったという人もいるはずです。

だからこそディレクターになりたいという話が出ているのだと思います。

じゃあ同じくFFに憧れてディレクターになりたいと思わないのかという話になるのですが、これはゲームの性質が違うというのがあると思います。

よくDQとFFはいろいろ例えられる話がありますが、DQはDQシリーズが好きでその中から5が好き3が好きという話になり、FFはFFの5が好き、7が好きという単体での話になり、好きになる対象が違っています。

FFは単体でそれぞれ評価された話になるので、DQほどそのシリーズだから担当したいと思わないのかもしれません。

あとはFFブランドの危機というのもあったと思います。(旧FF14からFFブランドを回復していくという話も「吉田の日々赤裸々。」にて)

FFもDQもどちらも人気のブランドですが、ゲームの性質や捉え方が大きく違うので、ディレクターになりたがる人にも違いがでるのかなという感じです。

まとめ

そうなると、FF14のディレクターになりたがる人はFF14に憧れた人が開発に入ってきたら、あり得るかもしれないですね。

実際、FF14ももう数年サービスを続けているので、ちらほらFF14経験者が開発陣に入っているんですよね。

何年か後にそういうことが起きるかもしれません。

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コメント

  1. ななし より:

    本内容をリクエストした者です。
    記事にしていただき、ありがとうございました。

    私もDQだからこそ、ディレクターになりたいと思うんだろうと考えました。
    ゲームディレクターになれる人は1人だけという話でしっくりします。

    長時間かけていただき、ありがとうございました。